お口に関する話

2008年11月アーカイブ

潜在的な患者を含めると千六百万人を超えるともいわれる糖尿病と、歯をなくす大きな要因となる歯周病は大きな関わりがあること解かってきています。

二つの病気は一見、つながりがないように思えますが、歯周病は糖尿病の6番目の合併症といわれます。また、これまでに行われた数え切れないほどの疫学的な分析の結果、糖尿病の人はそうでない人に比べ、歯周病に罹っている割合が高いということが報告されています。

健康診断などで血糖値が高いといわれたら、食生活や運動不足に注意するとともに、かかりつけの歯科医院で歯周病チェックを受け、治療することで、糖尿病の症状を緩和することにもつながるといえます。

[参考文献] 新潟県歯科医師会「みんなでワッ歯ッ歯」

歯周病菌がからだのさまざまな病気に影響していることがわかってきています。中でも、とくに注目を集めているのが生活習慣病との関係です。歯周病予防が生活習慣病を防ぐことにつながります。

タボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に、高血糖、高血圧、脂質異常の2項目以上がある場合にあてはまるとされています。食生活において、よく噛んで食べることは肥満防止につながることがわかっています。歯周病予防に心掛け、丈夫な歯で規則正しい食事をして、間食を減らし、よく噛んで食べることが大切です。間食を減らせば、それだけ食べかすが歯につく機会が減り、歯周病が防げます。同時に余分な間食をやめるだけでも肥満防止になりますね。

20081006

[参考文献] 8020推進財団「からだの健康は歯と歯ぐきから」

高齢者が亡くなる原因として、もっとも多いのが肺炎です。その中でも、多くを占めるといわれているのが、食べ物や唾液が誤って肺に入っておこる「誤嚥性肺炎」です。これにも歯周病菌が大きな原因となっています。

特に高齢者・寝たきりの人や、脳卒中の後遺症などで飲み込む力が衰えている人に多く発生しています。誤嚥性肺炎を起こした人から、歯周病菌が多く見つかるため、歯周病菌が誤嚥性肺炎の重大な原因の一つと考えられています。

ですから口の中を清潔にし、歯周病を予防することが、肺炎を防ぎ、命を救うことにもつながります。

20081007

[参考文献] 8020推進財団「からだの健康は歯と歯ぐきから」

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