お口に関する話

歯周病(2)

歯周病と生活習慣病の深い関係。 健康診断で高血糖、高血圧、高脂血症、肥満などを指摘されたことのある方は多いでしょう。異常の程度が軽くても、これらは相互にからみあって糖尿病や心臓病などの生活習慣病のリスクを何倍にも高めます。こうした生活習慣病のメカニズムに歯周病が影響しているらしいことがわかってきました。歯周病を全身との関わりでとらえることは、歯周病の予防、生活習慣病の予防、双方にとって大切といえます。

糖尿病と歯周病

潜在的な患者を含めると千六百万人を超えるともいわれる糖尿病と、歯をなくす大きな要因となる歯周病は大きな関わりがあること解かってきています。

二つの病気は一見、つながりがないように思えますが、歯周病は糖尿病の6番目の合併症といわれます。また、これまでに行われた数え切れないほどの疫学的な分析の結果、糖尿病の人はそうでない人に比べ、歯周病に罹っている割合が高いということが報告されています。

健康診断などで血糖値が高いといわれたら、食生活や運動不足に注意するとともに、かかりつけの歯科医院で歯周病チェックを受け、治療することで、糖尿病の症状を緩和することにもつながるといえます。

[参考文献] 新潟県歯科医師会「みんなでワッ歯ッ歯」