お口に関する話

歯周病(2)

歯周病と生活習慣病の深い関係。 健康診断で高血糖、高血圧、高脂血症、肥満などを指摘されたことのある方は多いでしょう。異常の程度が軽くても、これらは相互にからみあって糖尿病や心臓病などの生活習慣病のリスクを何倍にも高めます。こうした生活習慣病のメカニズムに歯周病が影響しているらしいことがわかってきました。歯周病を全身との関わりでとらえることは、歯周病の予防、生活習慣病の予防、双方にとって大切といえます。

歯周病と肺炎

高齢者が亡くなる原因として、もっとも多いのが肺炎です。その中でも、多くを占めるといわれているのが、食べ物や唾液が誤って肺に入っておこる「誤嚥性肺炎」です。これにも歯周病菌が大きな原因となっています。

特に高齢者・寝たきりの人や、脳卒中の後遺症などで飲み込む力が衰えている人に多く発生しています。誤嚥性肺炎を起こした人から、歯周病菌が多く見つかるため、歯周病菌が誤嚥性肺炎の重大な原因の一つと考えられています。

ですから口の中を清潔にし、歯周病を予防することが、肺炎を防ぎ、命を救うことにもつながります。

20081007

[参考文献] 8020推進財団「からだの健康は歯と歯ぐきから」