お口に関する話

子どもの歯科治療(1).

子どもの歯科治療をするのにあたり歯科医師の考えることは、その歯をあと何年間使うのか、ということです。乳歯か永久歯かでも治療内容は違いますし、永久歯では、子どもはおとなよりもその歯をより長い期間使う訳ですから事は重要です。自身の最大の技術を使って治療に当たります。

永久歯の治療

明治大正時代の日本人の平均寿命は40歳に届きませんでした。現在は80歳以上です。歯が痛くなって治療に見えた患者さんが60歳ならば、あと20年はその歯が使えるよう配慮しなければなりません。患者さんが10歳ならば70年持つように治療を施すのです。

正確なデータはありませんが、神経をとってしまった歯は神経を残した歯に比べ、再生力に欠けもろくなる。と歯科医師は口をそろえます。子どもの永久歯は生えてきたばかりでまだ根の先端が完成しておらず治療内容も複雑です。長い先を見越して治療にあたり。できるだけ神経を温存し、できるだけ削らない処置が理想です。

問題が起こってから治療をする、というような対症療法だけでは一生自分の歯で食べることはできません。「治療だけでお口の健康を維持するのは困難。予防に優るものはない。」というのが現代歯科医療の常識です。

<<2013年6月>>

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30