お口に関する話

子どもの歯科治療(2)

治療中に子どもが不意に動くことで危険な場合がよくあります。押さえつけて治療するかどうか・・・悩むところです。

治療をやらせない子や泣く子

小児歯科の現場では、おおよそ3歳を過ぎたら、治療の必要性が理解できるとされています。緊急を要するような状況でなければ、無理には手を出さず治療に対するトレーニングをしてから歯科治療に当たります。しかし、痛みを取るためにやむを得ない場合や、治療の必要性が理解できない3歳未満児などの場合は、抑制具を用いて、強制的に治療をする事になります。強制治療とはいってもこの場合は、痛みを我慢させて治療するわけではなく予測できない動きを抑制した上で治療をするという事であり、治療後に痛くなかった事を本人にわかってもらうための一段階だと理解していただきたいと思います。治療後に「お利口でがんばったね。全然痛くなかったね。」と声をかけて、次回につなげる事が大切です。口を開けて、大人と同じように治療できない子供を相手にするのが小児歯科というわけです。