お口に関する話

2009年4月アーカイブ

従来、歯科医院は痛くなってかかるもので、歯医者には行ったことが無いと自慢する方ももいます。しかし、自分の歯に自信のある方でも歯周病は知らず知らずに進行しています。

歯の治療が終了するとホッとしますね。でもそれで安心は出来ませんので、そこからがスタートなのです。治療が完了したその状況を維持する必要があり、そのためには歯科医院での定期的な健診とメインテナンスが必要となります。特に歯周病の場合は慢性疾患で自覚症状が出にくいため、継続的な歯科医院でのメインテナスを受けることが治療と同じように重要な意味を持っています。

痛くないのに歯科医院への通院には抵抗がある方も多いと思いますが、痛くなって受診するより時間的にも費用的にも節約になるでしょう。勿論それ以上に快適な食生活を送るために定期健診は必要です。病状によりその周期は変わりますので、かかりつけの歯医者さんにご相談ください。

食事をするとお口の中は酸性になり歯の表面は溶けだします。そして食事と食事の間の時間に「再石灰化」といって溶けた表面を修復する働きがあります。フッ化物はこの「歯の再石灰化」を促進させる働きがあります。又歯の表面を溶けにくく強化する働きがあり、むし歯予防に効果があるとされています。

むし歯予防のためにフッ化物を応用することは効果があります。フッ化物をむし歯予防として使う方法には2通りあります。先ず歯科医院でフッ化物を歯の表面に塗布してもらう方法です。これは比較的濃度の高いフッ化物を歯の表面に塗る方法で、数回行うことが必要です。低濃度のフッ素を家庭で日常的に用いる方法もあります。フッ化物配合の洗口剤で口を濯ぐ方法や、フッ化物含有ジェルを歯ブラシで塗るタイプもあります。また歯磨き粉の中にフッ素の配合されているものもあります。

むし歯のなりやすさは、フッ化物の効果並びに個人差により異なります。また適切なブラッシングや食生活と合わせてその効果が発揮されます。必ず歯科医師にご相談の上、最も効果的な方法を指導してもらいましょう。

ガムといえば一昔前では、子供のむし歯の原因に挙げられていましたね。今でもむし歯ができると、子供に「ガムを食べるからだよ」とお説教をする親御さんを見かけます。むし歯菌の繁殖に不可欠な「砂糖」入りのガムは砂糖がお口の中に停滞する時間が長くなり、むし歯になりやすいとされていました。しかし現在では砂糖の代わりにキシリトールというむし歯の原因菌の繁殖を抑える効果のある甘味料を使ったものが増えてきました。また、ガムを「噛む」という運動により唾液の分泌も促進され、お口の中の清掃を積極的に促す効果もあります。むし歯を予防するためのガムの利用が見直されていますので、かかりつけの歯科医院でご相談ください。

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