お口に関する話

歯ぎしり

睡眠中にギリギリと他人にも聴こえる“歯ぎしり”だけではなく、日中・夜間にかかわらず歯を食いしばってしまう“噛みしめ”も含め専門的には“ブラキシズム”といいます。日常的に誰でも行っているのですが、ひどくなると様々な問題を引き起こし歯を失うこともあります。以下ブラキシズムについて解説します。

3)歯ぎしり・噛みしめへの対策

一番大切なことは、むし歯や歯周病をきちんと管理することです。その理由はむし歯で神経を抜いた歯は割れやすくなり、歯周病のある方はより悪化しやすいからです。この悪い条件にひどいブラキシズムが加わった場合に相当な勢いで歯を失う危険性があります。 歯科医院では以下の対策を行います。

  1. 夜間の歯ぎしりや噛みしめから歯を守るために"ナイトガード"(写真3)というプロテクターを作ります。
  2. 左右の歯できちんと噛めるよう治療が必要な歯は治しておく(時には大掛かりな治療も必要となる)
  3. かみ合わせのバランスを調整する
  4. 定期メインテナンスをきちんと行い管理する。

最後に、これまで若い時から自分は歯が丈夫だと思っていた方にもこの危険は忍び寄っていますのでご注意ください。


写真3:ナイトガード~睡眠時に上の歯に装着

写真3:ナイトガード~睡眠時に上の歯に装着