お口に関する話

骨粗しょう症

骨粗しょう症は閉経後の女性に多いのですが男性にも見られます。患者さんは500~1000万人と言われ、高齢者が転倒で骨折したりすると寝たきりや介護支援へと発展しやすいためその予防に薬を使用される方も増えています。中でもビスフォスフォネート製剤(BP薬)に関連して抜歯などの外科処置に伴い稀に治り難い顎骨壊死が発生することがあります。そのような事態を避けるための対策について解説します。

3)歯科からみた骨粗しょう症の予防と日頃の心構え

骨粗しょう症の方は歯を支える顎の骨がスカスカになっていることから、歯周病と骨粗しょう症の重複進行で非常に危険な状態を招くことになります。予防のためには食事や運動などの生活習慣の改善として以下の問題に注意しましょう。

  1. 偏食によるカルシウム不足
  2. 運動不足
  3. 過度の喫煙や飲酒
  4. ストレスや過労
  5. 無理なダイエット
  6. 適度に日光浴する

歯科からみた予防対策としては日常の生活で食事はよく噛んで食べる(一口30回~50回)ことや毎食後のブラッシングをきちんと行うなどの基本的予防法はもとより、かかりつけ歯科医による定期健診やメインテナンスも大切です。もし、むし歯や歯周病の進行が確認されたなら早めに治療と予防対策を開始しましょう。