お口に関する話

骨粗しょう症.

骨粗しょう症は閉経後の女性に多いのですが男性にも見られます。患者さんは500~1000万人と言われ、高齢者が転倒で骨折したりすると寝たきりや介護支援へと発展しやすいためその予防に薬を使用される方も増えています。中でもビスフォスフォネート製剤(BP薬)に関連して抜歯などの外科処置に伴い稀に治り難い顎骨壊死が発生することがあります。そのような事態を避けるための対策について解説します。

2)注意すべき歯科治療と対策

骨粗しょう症と診断されBP薬が必要となった場合、必要な歯科治療を事前に済ませてから服用を開始した方が良いとされています。入れ歯も歯肉に食い込むような状態は危険ですので治しておきましょう。特に口の中が不潔な状態は病状が発生しやすくなりますので日頃からの管理が大切です。糖尿病、肥満、喫煙者も要注意です。

BP薬を使用していても歯石除去、むし歯治療、入れ歯治療などの通常の処置は可能です。3年以上使用している方や3年以内でもステロイド薬を併用されている方の場合はBP薬処方医と相談の上で外科的な治療前3ヶ月は服用を中止し、処置後も骨の回復を確認してから服用を再開します。注射薬使用の場合は更に慎重な対応が要求されます。この問題はまだ未解明の部分も多いため、抜歯やインプラントなどの処置は極力避けることが一般的な対策とされています。

<<2013年6月>>

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30