お口に関する話

2010年4月アーカイブ

妊娠する事で、母体には様々な変化が起こります。その影響で口の中も病気に罹りやすくなります。まず最初に変化するところは、やはり歯肉です。

妊娠中は、唾液がねばねばしたりホルモンの関係で口の中の清潔が保ちにくい状態になります。また妊娠初期は、つわりなどで食べ物の好みが変わったり、酸っぱいものが食べたくなったりするなど食習慣も変わります。その上、つわりで十分な歯磨きができないことから歯垢が溜まりやすくなることで、むし歯や歯周病に罹りやすくなります。

妊娠中のこうしたトラブルを防ぐためには、刺激しないように小さめの歯ブラシを使用するなどして、普段以上の歯磨きが必要です。歯周病は感染症のひとつです。感染症はおなかのあかちゃんの健康にも影響します。あかちゃんと自分自身の健康のために、歯と歯肉の健康を守りましょう。

口臭はその人の健康状態や生活習慣と関連する場合が数多くあります。お酒やタバコを好む方、年配の方、胃や呼吸器疾患のある方などは特有の口臭を持ちますが、一般に言われる口臭の原因の80%はその「口の中」にあります。つまり、齲蝕や歯周病、そして食べ物の残りカス、さらには舌苔と呼ばれる舌の上の細菌の繁殖です。口臭の原因を簡単にまとめると次のようになります。

1)病的口臭

口の中の病気(歯周病、齲蝕)だけでなく消化管の病気、糖尿病、鼻や呼吸器の異常も考えられます。

2)生理的口臭

朝起きた時や空腹時などに感じる臭いです。

3)ストレスによる口臭

ストレスにより唾液の量が少なくなることで感じる臭いです。

4)飲食物による口臭

ニンニク、ネギなどの臭いの強い食べ物により感じる臭いです。

5)心理的口臭

自分自身で強い口臭があると思い込むことで感じる臭いです(口臭が実際に発生していないことがあります)。

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