お口に関する話

子どもと歯.

指しゃぶりについて

お子さんが「指しゃぶり」をして前歯が開いてきて心配だ!このままにしておいていいのだろうか?とお悩みの方は是非お読みください。

1)指しゃぶりをナゼするのか?

乳幼児期における指しゃぶりは手と口と目の協調運動の発達に必要なもので、3歳ぐらいまでは心と体の発達において意味があります。指をしゃぶることによって寂しいときや不安なときに自分の精神を安定させているわけです。通常は成長とともに自然にやめてゆくので、3~4歳までは無理にやめさせる必要はありません。

2)指しゃぶりによる影響?

指を吸う時の筋肉の力で歯列が狭くなり前歯が前に突出したり、前歯がかみ合わなくなったりしますが指しゃぶりをやめれば自然になおります。こうしたクセが5歳半以降まで続かない限り心配不要ですがいつまでも続いていると舌や唇に別の癖がついてしまい顎の成長や歯並び、顔の形に大きく影響することがあります。指しゃぶりは家族でも発見できますが、口の周囲の筋肉のバランスの不調和や舌、唇、食物飲み込み時の悪い癖の有無は専門家である歯科医師に判定してもらう必要があります。

3)対策と考え方

指しゃぶりはストレス解消手段とも考えられているため、早期にやめさせようとして強く叱ったり指に刺激物を塗る方法はかえって逆効果になります。手指をたくさん使う遊びをさせたりしながら子供とのふれあいを大切にして「自分からやめたい」という方向に家族みんなで盛り上げていくことが大切です。心理的安定のために就寝前に絵本を読んであげたり手をつないで寝てあげることも大切です。成長に伴い他の子供が吸ってないことに気がつけば自然にやめていきますので、基本的に待つ姿勢も大事ですが5歳半以降になっても続けているようであればクセを取る装置を取り付けたり舌や唇の筋肉の訓練をする事もあります。詳しくはかかりつけ歯科医にご相談ください。

<<2013年6月>>

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