お口に関する話

お口の健康維持.

お口の健康を維持するためには、まず病気に罹らないための予防と、むし歯や歯周病の治療が終了してからのメインテナンスが重要です。予防とメインテナンスは、いずれも患者さん御自身が日頃心掛けるべき点と、歯科医院で受ける予防処置や指導、あるいはメインテナンスがあります。快適な食生活のため、歯科医院スタッフは、お口の健康維持を支えます。

その他.

口腔癌について

Q口の中の病気というと、むし歯や歯周病がまず思い浮かびますが、癌になることもあるのですか?
Aはい、口の中に癌ができること自体あまり知られていないのが現状です。口腔癌は発見しやすく、早期発見、早期治療によってほとんど障害を残さずに治療ができる病気ですが、進行すると食事や会話に著しく障害が生じます。最悪の場合は口腔癌で命を落としてしまうこともありますし、近年この口腔癌の死亡者が急増しているというデータも出ています。
Q進行するまで気付きにくいということですか?
A口は内臓などと違って直接見ることができるので発見しやすい癌だと言えるのですが、かなり進行するまで放置されることが珍しくありません。一般の方々に、口腔癌についての知識があまりないことが原因と考えられます。
Q知っておくことが大事ですね!口腔癌になりやすい場所ってあるのですか?
A一番多いのは舌にできる「舌癌」です。その次に歯茎にできる「歯肉癌」、その他にも下顎の歯茎と舌の間にできる「口腔底癌」、頬の粘膜にできる「頬粘膜癌」、上顎の内側にできる「口蓋癌」などがあります。
Q発見しやすいというお話だけど、どうしたら発見できるのですか?
A口の中は鏡で見てチェックをすることもできますし、感覚も鋭いので、見た目や感覚で発見することが可能です。例えば、口の中にしこりや腫れができていたり、口の中の粘膜が変色している部分があったりする場合、注意が必要です。口の中に出血があったり、口内炎や抜歯の痕がなかなか治らないのも要注意です。
Qふだんから口の中をチェックする癖をつけておくとよさそうですね?
A歯磨きの後にチェックするのがお勧めです。その他、見た目には変化がなくとも、食べ物が食べづらい、頬や舌を動かしづらい、口の中がしびれたりする、などの場合も癌が原因の場合があります。少しでも異変に気づいたら、早めに受診してください。放置しておいて重症化して、後遺症が残ったり、死にいたる危険性もあります。
Q口腔癌にならないよう、日常生活の中で気を付けることはありますか?
Aまずはタバコ、お酒を控えることです。この2つは口腔癌の最大のリスクで、たばこを吸う人は吸わない人の約7倍、飲酒の習慣のある人は、ない人に比べて約6倍、口腔癌が発生するという調査結果があります。また、たばことお酒には相乗効果があるので、毎日たばこを吸ってお酒を飲む人は、口腔癌発生のリスクが高くなります。
Q他の病気の予防にもつながりますもんね。他には何かありますか?
Aその他にも、口の中が傷つくことで口腔癌の危険性が高まると指摘されていますので、壊れた入れ歯や合わない入れ歯、壊れた被せ物などを放置せずに治療するようにしましょう。また、歯磨きやうがいなどをして口の中を清潔に保つこと、偏食せずに栄養のバランスのとれた食事をすることも大事です。
Q普段の生活からの心がけ、そして、お口のチェックが口腔癌の予防、そして早期発見につながるんですね?
A一生楽しく食事をしたり、会話をしたりするためにも、ぜひ普段から心がけてください。また、かかりつけ医を持って定期的な診察を受けることが、早期発見、早期治療につながります。ぜひ定期的な受診をお勧めします。

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