お口に関する話

審美歯科

美しい笑顔は美しい口元から生まれてきます。本当に美しい口元は、思い切り笑い、思い切り話し、思い切り食べることのできる自然な口元のことをさします。それにより表情や立ち振る舞いまでもが明るく綺麗に変化していきます。そんな審美歯科治療には、様々な治療方法があります。その一部をご紹介します。

Q日本人の歯並びは悪くなっているというが本当ですか?
Aそんなことはない。最近は昔に比べるとやわらかいものを食べる傾向にある。顎の発達が悪く、歯並びが悪くなっている、という人が多い。しかし、実際には今も昔もあまり変わっていない。
Q矯正は、歯並びや噛み合わせをよくするために行うもの。歯並びや噛み合わせが悪いとどうなってしまう?
A食事がとりにくい。歯もきちんと磨けずに、歯周病や歯槽膿漏になりやすい。さらに、肩こりや腰痛、体のゆがみ等にもつながってくる。これを改善するために矯正する。
Q矯正をするタイミングはいつか?
A歯並びの矯正は20歳を過ぎたらできない、子どもしかできないと思っている人がいるが、歯が動く仕組みは、骨を折った部分が治る仕組みに良く似ている。大人も、骨折が治るのと同じように、大人の人も矯正治療が可能である。
Q誰でもできるということ?
A大切なのは、年齢ではなく、歯や歯茎の状態。ひどい歯周病がある場合には、まず歯周病の治療をしてから矯正治療をするということもある。
Q治療と矯正を一緒にすることはできる?
Aいいえ。基本的に矯正専門医の先生は、一般歯科治療は行わない。むし歯や歯周病の治療は、矯正の先生から一般歯科の先生に依頼、紹介をして治してもらうというのが一般的である。
Qどのくらいの期間が必要?
A永久歯の矯正治療の平均的な治療期間は2年ほど。でこぼこの程度や年齢などによって異なる。早い人では1年半ほどで終わる人もいるが、3年かかる人もいる。
Q子どもが矯正を始めるとすると、いつ位から始めるもの?小さい時にやってしまうのがいい?
A簡単な目安としては、上下の前歯が4本ずつ、永久歯に生え変わっているかどうか見てほしい。永久歯の前歯は、下が先に生えて、しばらくしてから上の前歯が生えてくる。まだ、上の前歯が永久歯に生え変わっていなければ、治療には早いと考えてもいい。乳歯に矯正装置をつけている子を見かけるが、乳歯に矯正装置をつけても意味がない。
Q小学1年生ぐらいがいいのか?
A普通は、小学校1年生だと、上の前歯はまだ乳歯。早すぎる。下の顎が上の顎より前に出ていると、親としては心配。しかし、実際には、上の前歯が永久歯に生え変わるときに自然に治ってしまう。上の前歯が永久歯に生え変わるまでは、あわてて治療する必要はない。そのまま様子をみてほしい。
Q焦って矯正を始めずに、歯科医師に相談することが大切ですか。
A最近行われた調査では、日本人の10人中7人から8人は矯正治療が必要な歯並びだということがわかっている。下の前歯4本の永久歯が生えた時点でデコボコしていれば、将来的にでこぼこした歯並びになる。不安なことがあれば、矯正専門の歯科医院に相談していただきたい。

歯科治療では「自分の歯をできるだけ残したい」と患者さんが希望しても、その口腔内の状況により限界はあります。では、歯を抜いた後は一体どうするのでしょうか?

それには、抜けた歯の両隣の歯を利用してブリッジを入れる方法やインプラントという選択肢もありますが、条件が悪ければ入れ歯しかありません。そんな中で「自家歯牙移植」と呼ばれる方法があります。この方法は、歯を抜けた場所に自身の余っている歯(親知らずなど)を移植して利用します。

1)自家歯牙移植の前に

自分の歯を移植するためには移植に使われる歯の根の部分が健全に残っているかどうかが重要なポイントとなります。歯周病の進行した歯や割れた歯は移植には適しません。

また、移植するからには移植に使いたい歯を抜歯し、移植する部位に移植歯が納まるようにするために、同時に2箇所の手術が必要です。

このように、一言で歯牙移植といっても様々なバリエーションがありますので、希望される場合は担当主治医からの説明に納得してから治療を受けましょう。

2)自家歯牙移植の適応

一般的には上記2つの方法が取られます。

  • 自分の歯がむし歯で壊れて抜いた場合に、抜いた穴に親知らずなどを移植する。
  • 過去に歯を抜いている場合はその部位の骨を削った穴に親知らずなどを移植します。

3)移植後の注意点

移植後の数日間は、主治医の指示に従い手術部位の洗浄や管理が必要です。

移植歯が安定するまで隣の歯にワイヤーや接着材で止めたり、糸で歯肉に止めたりと固定が行われます。通常であれば、2週間~1ヶ月程度で固定は除去され、3ヶ月もすれば安定します。ブラッシングをきちんと行い口の中を清潔に保つことが成功への絶対条件となります。

4)自家歯牙移植が無理な場合

血液が固まらないように抗凝血剤を内服されている方や骨粗鬆症の薬を内服されている方は適応外です。他に高血圧、糖尿病などの方も要注意ですので各種全身疾患もお持ちの方は主治医とよくご相談ください。

また、物理的に骨幅が不足し移植処置に困難が予想される場合や移植に該当するドナー歯がない場合は入れ歯かインプラントの適用となります。

  1. 専門の薬剤を使用し、歯を白くすることをホワイトニングといいます。歯を削ったり抜いたりしないので、他の方法に比べて歯に対するリスクが少ないのが特徴です。様々な方法があり、個人個人に合った方法を選択することが重要です。
  2. タバコのヤニや茶しぶなどの着色は、一度付着してしまうと歯磨きでは取り除けません。しかし、歯科衛生士等の専門家による専用の器具を使ったクリーニングで汚れを除去することができます。これがPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)です。むし歯や歯周病予防にも大きな効果をもたらします。
  3. ラミネートベニア法は、歯を白くしたり、歯の形・大きさ・歯並びを変えたりしたい場合に適用される治療方法です。歯と歯の隙間を改善したり、歯の形を全体的に整えるのに最適です。

20091016

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